性能を追求した転職

どこへ転職するかいまよりいい給与、いいポスト、いい仕事環境をめざすのが転職の基本。

十分調査してこの上昇志向にかなった企業を見きわめる、間違いのない視点が必要だ。 どのような方法で転職するか新聞広告か、求人専門誌か、職安の紹介か、人材銀行の紹介か、コネか、またはスカウトを待っか…自分にとって、もっとも有利な方法を考える。
転職先を決めてから辞めるか、辞めてから探すかという問題もある。 前者のほうが理想的だが、後者なら、どんな方法が最適か、これも十分に検討してみる必要がある。
ゆとりのある状況で、落ち着いて検討できる方法をとるのがベストなのはいうまでもない。 「なぜこの女がいいのか」「いつおとすか」「どこへ行くか」「どうやっておとすか」男なら誰にでも身に覚えのある、女性を口説くポイントと要領は同じ。
失敗したくなかったら、まめに、密にこの4つのポイントを検討しておくことだ。 「自己過信」5つの落とし穴とは「遼東の家」ということわざがある。
遼河の東の百姓が頭の白いぶたが生まれたのを珍しがって献上に出かげたが、河向こうのぶたの頭もみんな白かったという話だ。 うぬぼれの諌めに使う言葉だが、この言葉は、転職のさいの戒めともなる。
次の5項目をシビアに自己採点してみてほしい。 「自分の価値を正しく評価できているか」「物事によく不満をいだくことはないか」「何とかなると世の中を甘くみる傾向はないか」「責任を他人に転嫁することはないか」「独断と偏見におちいりやすい傾向はないか」すべて自己過信の種だが「遼東の家」でいるようでは、転職の成功は望めないものだ。

こんな例がある。 T大経済学部を卒業してからマスコミ御三家のひとつといわれる某放送局に入りながら3年で辞めた人がいる。
旧態依然として新しいところがないというのがその理由で、彼は次に中堅の広告代理店に転職した、ところが、ここも物足りないと数年で辞め、一転して中小企業に居場所を変えた。 社長の片腕として働きたいというのが動機だった、ここすら彼は数年で辞めてしまう。
社長のワンマンぶりに業を煮やした末のケンカ別れだった。 以来、彼は中小企業を転々として、すっかり○○者気取りの奇妙なコンプレックスのとりこになりってしまった。
なぜこうなったのかはいうまでもない。 彼は最初で自己過信を犯している。

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